どす黒い何かに追い掛けられる。
そんな自分は逃げ惑う彼らを追いつめる。
心は恐怖に占められて。
それでも駆ける両足を、止めることは決してない。
だって、これは夢なんだって、僕は気付いていたんだから。
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