■ログ・ホライズン
確か、最初に存在を認識したのは何年か前のお正月、一挙放送スペシャルみたいなのだったと思います。
何気なくチャンネルを回して、初っ端アキバレイドとかあの辺で、なんか女の子が大男に殺されてて『なにこの鬱アニメやべぇ』って思ったのを覚えています。
まあ死なないんですけどね、冒険者だから。
SAOあたりはそれなりに面白いなあと思っていて、後にオーバーロードなんかも毎週楽しみに観てたんですが。
題材の似たその中でも、ログ・ホライズンは図抜けていると思いました。
ゲームの世界に入ってしまう、みたいなのはもう目新しくもないジャンルで。
聞くところによると、中国なんかではそういう話が人気だとか。または、人気だった? そこはよく知らない。
(というか、あらゆる物語のシチュエーションは、シェイクスピアの時代に出尽くしたというし。でもその時代にオンラインゲームという概念はあったのか?)
言ってしまえばハイファンタジーやそれに類する世界観なので、ゼロから真剣に構築しようと思ったら禿げるレベルの分野です。
が、オンラインゲームという枠組みがあるからか、世界観や物語のテンプレみたいなものがあって、一か二段ほどとっつきやすくなっている印象を受けます。
皆が何も考えずに作れば、つい最近どこかで見たような物語が、いくつもいくつも量産される羽目になる。
だから普通は、それ以外のところに肉付けして、何かしら独自性を見出していくものなのですが。
ログホラはどうも異質でした。いや、ある意味正統派と言うべきなのでしょうか。
ゲームだから死なない。
ゲームだからモンスターを倒せばお金が手に入る。
ゲームだからどんな強敵にも攻略法は存在する。
そういう大前提、暗黙の了解、或いはタブーのような事象にさえ噛み付いて、世界観を掘り下げていった。
当たり前を追求したら奥深くなった、そんな感じ。とはいえまさか女性下着にまで触れるとは思わなかったけど。
そしてそんな世界で、それぞれの苦悩を抱えながら生きていく登場人物たち。
天才には天才の、凡人には凡人の、落ちこぼれには落ちこぼれの、悩みや葛藤がある。それは現実でも当たり前のこと。
現代社会で生きてきた人間が、ゲームのような世界に突然転移して、活き活き戦う者もいれば、腐ってしまう人間もいる。
私にはロンダークの言葉が痛かった。ウィリアムやシロエたちのように仲間と一緒に立ち上がれなかった彼を、それでも弱いだなんて決して言えない。
ミキ「( ゚д゚ )(ガタッ」
そこ、呼んでないから座ってなさい。
あの世界でミキは……ノリノリでイヴルアイ/魔王のロールプレイしてそう。あと絶対眼鏡調達してる。チャットログ:/眼鏡/眼鏡/眼鏡/眼鏡。
聯はロデ研籠もり確定。一番帰還ルート開拓しなくちゃいけない人の筈なんだけど、どうしても趣味が勝る。<盗剣士>、ビルドはジャグラー。
ブランセはレストランとかで働いてたら可愛い。仕入れの商談とかできる人と出会えれば独立もワンチャン。愛は世界を救う!
ノアールはレイダーまっしぐら。信頼できる人が指揮官ならそう無茶はしない、かも知れなくもないかも知れない。得意技は<タイガー・スタンス>……あ、自重する気ないな。
おっといけない、コッペリアのことを書く前に1000文字を超えましたよ?
ええとええと。
だってかわいいじゃないですか!
メイドさんは好きですよわたし。メイド喫茶は全然好きじゃないけれど。行ったことないし行きたいとも思わないけれど。
ネコは大好きだけどネコ耳は特に好きじゃないというのと同じ理屈です、ええ。
レオナルドとセットで好きです。クラスティ・タイクーン・ロードを読んで、二人の印象がぐーんと強まりました。コッペリアの表現も独特だけど、レオナルドの比喩の仕方もなかなか面白い。さすがギーク。
ライトノベルの主人公はなぜか揃ってあんまり好きじゃないので、誰かレオナルド主人公の小説書いてください。
ああクラスティ? 早くヤマトに帰ってDDDをなんとかしてください。ついでに姫様のことも。
そういうわけで。
好きな二次創作の絵を描こう、第二弾、メイド枠『ログ・ホライズン』より。
以上、雑記でした。