■月夜のおとぎばなし
ゴーストとして立ちつつ、バックグラウンドを小説で、という手法を初めて見た。
あ、そういうのもあるのか、と。そんな感じで『フタツギノヒトカタ』が始動しました。
その延長線として『幼白鬼』が生まれたのも。起源を辿れば、そこには夜姫さんと月夜がいるのでしょう。
実際、ゴーストのシェルとバルーンでは伝えきれないことがいっぱいあります。
そこをなんとか落とし込んで、一つの作品とするのがデベロッパーの役割だとは思うのですが。やはり私には難しかった。
というか、私の小説の、台詞やら地の文やらのくっそ長い文章を見れば、向いてないことが一目瞭然と言えるのかも知れません。
だからこのゴーストの存在は、ある意味で天啓のようでした。
長い文章を書けるというのは、一つの技術と言える。
けれど、じゃあ短い文章を書くのは簡単なのかといえば、それはまた別の話。
短文の中に、どれほどの情報を埋め込み、伝えることができるのか。
私にはとても難しい。
ケータイ小説とかだって、私は書いたことがないけれど、多分書けないのだろうなと思っています。
国語の授業でやった短歌も、ちっとも上手くはできなかったのですし。
話が逸れた。
そんな狭苦しい制限を誇る伺かゴーストで、キャラを立たせるって実は凄い難しいことだと思うんですよ。
で。なんだ猥談の女王って。なんだその新しい境地。
私のキャラにはいないなあ、というか、無理だなあ。下ネタはどうも使いづらい。
嫌いではないんですけどね。もっと騒がしい『朝霧の遠望』とかも好きですし。
ただ、何にしても下品なのは嫌い。
ぺってしたくなる。ペッて。
品の定義はまあ人に因りけりだろうけど、私の場合はとりあえず、白鬼ちゃんは上品だと思ってる。アレで。
夜姫さんは……。
未だに夜姫『さん』としか呼べない。
今では私の方が年上(肉体年齢)だと思うんですけど、
最初の頃は普通にお姉さんでしたし、というか私まだ学生でしたし。
いや、年齢はともかく、精神的にお姉さん。
私が何歳になろうとも、夜姫さんは永遠のお姉さん。
あの人の人生経験、かなり壮絶だった気がする。そのせいなのか。
あと、月夜。
どうしてああなった!
いや、断じて成長したことに対してではないですよ? そりゃ少女はいつか大人の女性になりますよ?
ただ、なんというか……うん、何も言うまい。ここは言葉を惜しんでおこう。
ちっちゃい月夜と三日月で、どうもエスターを思い出す。
あの二人が原型だったのか。んん? 時系列が曖昧だ。何せもう十年くらい経ってるし。
ちなみに、ノアール的にはおっきい月夜が好きで、夜姫さんはあんまり好きじゃないそうです。
聯も苦手そうだ、夜姫さん。というか聯は、仕事と信仰の関係でゴースト界隈の大半と敵対するし。
ブランセは、まあお察し。
ミキもブランセと同じなんだけども、だめ、ぜったい仲良くなれない。超絶片思い。
ちっちゃい月夜なら辛うじて釣れるかもってくらい。
1000文字ちょい。こんなとこですかね。
好きな二次創作の絵を描こう、第一弾、伺か枠『月夜のおとぎばなし』より。
以上、雑記でした。